はじめてのSAP Analytics Cloud BI – サンプルモデル/ストーリーの作成

Estimated read time 1 min read

本ブログシリーズSAP Analytics CloudBI機能を使ってダッシュボードやレポートの作成を行う方を対象とし、SAP Analytics CloudBIにおける基本の操作やTipsをハンズオン形式でご紹介します。

本ブログでは、ブログシリーズでご紹介する内容をハンズオン形式で同様な操作を行えるよう、ベースとなるサンプルモデル/ストーリーの作成方法をご紹介します。
あくまでもブログシリーズのための簡易的なモデル/ストーリーの作成のため、より細かいモデルの設定や地図を含むストーリーの作成を学びたい方は、以下のブログをご覧ください。
触ってみよう!SAP Analytics Cloud-第1回:モデルの作成 – SAP Community
触ってみよう!SAP Analytics Cloud-第2回:ストーリーの作成 – SAP Community

今回はチャート3つ、テーブル1つの簡易的なストーリーを作成していきます。

※ SAP Analytics Cloudは、四半期に1度のペースで製品のバージョンアップが実施されます。そのため今後のバージョンアップにより、本ブログで紹介する画面キャプチャや、操作が異なる可能性があることをご了承ください。(本ブログは2025年5月に作成しています。)

1. サンプルデータのダウンロード

1.1. 以下のリンクにアクセスします。
サンプルデータのダウンロード

1.2. ダウンロードボタンをクリックして、エクセルファイルをダウンロードします。

2. モデルの作成

2.1. ナビゲーションバーの「モデラ」をクリックし、新規作成にある「モデル」を選択します。

2.2. 「データから開始」が選択されているのを確認し、「次へ」をクリックします。

2.3. 「ファイル(ローカルファイルまたはフ…」をクリックします。

2.4. 「ソースファイルの選択」より1でダウンロードしたエクセルファイルを選択し、「インポート」をクリックします。

2.5. モデルの編集画面が開きます。
ディメンションの「月」をクリックし、右の詳細パネルにてタイプを「一般」から「日付」に変更します。 

2.6. ディメンションの名前を「Date」に変更し、「OK」をクリックします。

2.7. ディメンションの「バージョン」をクリックし、右の詳細パネルにてタイプを「一般」から「バージョン」に変更します。

2.8. ディメンションの名前を「Version」に変更し、「OK」をクリックします。

2.9. 「レビュー」をクリックします。(バージョンカテゴリをマッピングする必要があるため)

2.10.  Acutalのカテゴリとして「Actuals」、Budgetのカテゴリとして「Budget」を選択して「OK」をクリックします。

2.11. ディメンションの「地域」をクリックし、名前を「Col__3」から「Region」に変更します。同様な処理を「事業セグメント」(Segment)、「製品グループ」(Product)に行います。

2.12. モデルを保存します。左上の保存マークをクリックします。
2.13. 名前を「M_P/Ldata」に変更し、「保存」をクリックします。

3. ストーリーの作成

3.1. ナビゲーションバーの「ストーリー」をクリックし、作成にある「キャンバス」を選択します。

3.2. 「作成」をクリックします。

3.3. 左パネルのアセットの中から「チャート」をドラッグ&ドロップします。

3.4. 2で作成したモデルを選択します。

3.5. 右のビルダパネルにて、現在選択されているチャートを「数値ポイント」にします。

3.6. メジャーの一次値の「+少なくとも1メジャーが必要です」をクリックし、「売上高」を選択します。

3.7. 売上高を示すチャートが完成しました。サイズや位置を自由に調整します。

3.8. 左パネルよりチャートをドラッグ&ドロップし、右のビルダパネルにてメジャーの「+少なくとも1メジャーが必要です」より「売上高」を、ディメンションの「+ディメンションの追加」より「事業セグメント」を選択します。

事業セグメントごとの売上高を示す棒チャートが完成しました。

3.9. 作成した棒チャートの「…」>「コピー」>「複製」をクリックして、チャートを複製します。

3.10. 複製されたチャートが選択された状態で、ビルダパネルにてディメンションで選択されている「事業セグメント」を削除します。


3.11. 「+ディメンションの追加」より「Date」を選択し、階層を「レベル3」にします。
四半期ごとの売上高を示す棒チャートが完成しました。

3.12. 左パネルのアセットの中から「テーブル」をドラッグ&ドロップします。

3.13. 行の「+ディメンションを追加」より「事業セグメント」と「地域」を選択します。列の「+ディメンションを追加」より「Date」を追加します。

3.14. テーブル上でDateの「>」をクリックし、年単位に展開します。

3.15. サイズや位置を整えて完成です。左上の「保存」をクリックします。

3.16. 名前を付けて「保存」をクリックします。

今回はサンプルモデル/ストーリーの作成方法のご紹介でした。SAP Analytics Cloudは様々な表現や便利な機能があり、本ブログシリーズでご紹介しています。
はじめてのSAP Analytics Cloud BI – シリーズまとめ – SAP Community からご参照ください。

 

​ 本ブログシリーズはSAP Analytics CloudのBI機能を使ってダッシュボードやレポートの作成を行う方を対象とし、SAP Analytics CloudのBIにおける基本の操作やTipsをハンズオン形式でご紹介します。本ブログでは、ブログシリーズでご紹介する内容をハンズオン形式で同様な操作を行えるよう、ベースとなるサンプルモデル/ストーリーの作成方法をご紹介します。あくまでもブログシリーズのための簡易的なモデル/ストーリーの作成のため、より細かいモデルの設定や地図を含むストーリーの作成を学びたい方は、以下のブログをご覧ください。触ってみよう!SAP Analytics Cloud-第1回:モデルの作成 – SAP Community触ってみよう!SAP Analytics Cloud-第2回:ストーリーの作成 – SAP Community今回はチャート3つ、テーブル1つの簡易的なストーリーを作成していきます。※ SAP Analytics Cloudは、四半期に1度のペースで製品のバージョンアップが実施されます。そのため今後のバージョンアップにより、本ブログで紹介する画面キャプチャや、操作が異なる可能性があることをご了承ください。(本ブログは2025年5月に作成しています。)1. サンプルデータのダウンロード1.1. 以下のリンクにアクセスします。サンプルデータのダウンロード1.2. ダウンロードボタンをクリックして、エクセルファイルをダウンロードします。2. モデルの作成2.1. ナビゲーションバーの「モデラ」をクリックし、新規作成にある「モデル」を選択します。2.2. 「データから開始」が選択されているのを確認し、「次へ」をクリックします。2.3. 「ファイル(ローカルファイルまたはフ…」をクリックします。2.4. 「ソースファイルの選択」より1でダウンロードしたエクセルファイルを選択し、「インポート」をクリックします。2.5. モデルの編集画面が開きます。ディメンションの「月」をクリックし、右の詳細パネルにてタイプを「一般」から「日付」に変更します。 2.6. ディメンションの名前を「Date」に変更し、「OK」をクリックします。2.7. ディメンションの「バージョン」をクリックし、右の詳細パネルにてタイプを「一般」から「バージョン」に変更します。2.8. ディメンションの名前を「Version」に変更し、「OK」をクリックします。2.9. 「レビュー」をクリックします。(バージョンカテゴリをマッピングする必要があるため)2.10.  Acutalのカテゴリとして「Actuals」、Budgetのカテゴリとして「Budget」を選択して「OK」をクリックします。2.11. ディメンションの「地域」をクリックし、名前を「Col__3」から「Region」に変更します。同様な処理を「事業セグメント」(Segment)、「製品グループ」(Product)に行います。2.12. モデルを保存します。左上の保存マークをクリックします。2.13. 名前を「M_P/Ldata」に変更し、「保存」をクリックします。3. ストーリーの作成3.1. ナビゲーションバーの「ストーリー」をクリックし、作成にある「キャンバス」を選択します。3.2. 「作成」をクリックします。3.3. 左パネルのアセットの中から「チャート」をドラッグ&ドロップします。3.4. 2で作成したモデルを選択します。3.5. 右のビルダパネルにて、現在選択されているチャートを「数値ポイント」にします。3.6. メジャーの一次値の「+少なくとも1メジャーが必要です」をクリックし、「売上高」を選択します。3.7. 売上高を示すチャートが完成しました。サイズや位置を自由に調整します。3.8. 左パネルよりチャートをドラッグ&ドロップし、右のビルダパネルにてメジャーの「+少なくとも1メジャーが必要です」より「売上高」を、ディメンションの「+ディメンションの追加」より「事業セグメント」を選択します。事業セグメントごとの売上高を示す棒チャートが完成しました。3.9. 作成した棒チャートの「…」>「コピー」>「複製」をクリックして、チャートを複製します。3.10. 複製されたチャートが選択された状態で、ビルダパネルにてディメンションで選択されている「事業セグメント」を削除します。3.11. 「+ディメンションの追加」より「Date」を選択し、階層を「レベル3」にします。四半期ごとの売上高を示す棒チャートが完成しました。3.12. 左パネルのアセットの中から「テーブル」をドラッグ&ドロップします。3.13. 行の「+ディメンションを追加」より「事業セグメント」と「地域」を選択します。列の「+ディメンションを追加」より「Date」を追加します。3.14. テーブル上でDateの「>」をクリックし、年単位に展開します。3.15. サイズや位置を整えて完成です。左上の「保存」をクリックします。3.16. 名前を付けて「保存」をクリックします。今回はサンプルモデル/ストーリーの作成方法のご紹介でした。SAP Analytics Cloudは様々な表現や便利な機能があり、本ブログシリーズでご紹介しています。はじめてのSAP Analytics Cloud BI – シリーズまとめ – SAP Community からご参照ください。   Read More Technology Blog Posts by SAP articles 

#SAP

#SAPTechnologyblog

You May Also Like

More From Author