S/4HANA Cloud Private Edition (001) – SR(Service Request)作成時に確認しておきたいポイント

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はじめに

S/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様向けに、RISE側へ作業依頼を行う際に使用するService Request(以下、SR)のテンプレートの利用方法についてご紹介します。

SRの利用方法に先立ち、作業依頼前に確認された方が良い事項についてご案内いたします。
本ブログでは、SAP for Meを利用したSR作成方法を中心にご説明しております。

SRご利用前の確認事項

S/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様が現時点で利用可能なSRテンプレートは100以上あり、多岐にわたります。
下記の内容を確認する事でRISE側に依頼可能な作業と各作業の内容がより明確になるかと考えます。
なお、ご不明な点などがございましたら、RISE担当者までにメールでご確認ください。

1. Roles and Responsibilities

S/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様がRISE側へ依頼可能な作業内容は、「Roles and Responsibilities」にて定義されております。そのため、事前にご一読いただくことを推奨いたします。

また、「Roles and Responsibilities」は年2回改訂されており、3月にマイナー改訂、7月にメジャー改訂が行われます。

最新の「Roles and Responsibilities」は、以下のリンクよりご確認いただけます。
SAP S/4HANA Cloud private edition – Service Specifications

本資料をご確認いただくことで、RISE側に依頼可能な作業と、お客様側で実施すべき作業の区別が明確になります。

2. SRのService Description

すべてのSRには、Service Description(該当サービスにおける制約事項や実施内容等)が定義されています。

例えば、SR「Remote Client Copy」のService Descriptionには、クライアントサイズが300GB以下であること、ならびに当該作業実施中にSPAM/SAINTおよびCLOUDLMアドオンのアップデートが実行されることが記載されています。

Service Descriptionをご確認いただくことで、該当SRの実施内容をより正確に把握でき、誤ったSRの作成によるプロジェクトスケジュールへの影響を未然に防ぐことが可能になるかと考えます。

3. SRの各項目のヘルプ

CSRの各項目には複数のオプションが用意されており、オプション値のみでは内容が明確に見えない場合もあるかと考えます。
その際は、「?(ヘルプ)」をクリックし、各オプションの詳細説明をご確認ください。

4. SR実施におけるのダウンタイム有無

SR作成画面にて”Download data”をクリックする事でSR Templateがリストされたファイルをダウンロードできます。

 

ダウンロードした”Services.xlsx”ファイルの”Estimated Standard Execution Time”項目をご確認願います。
Downtime: サービス停止ありの作業
Uptime: サービス停止なしの作業

下記は、ダウンロードしたSRテンプレートのサンプルとなります。

 

 

依頼したSR作業期間中に業務への影響有無(サービス停止有無)は、重要なポイントとなりますので、作業依頼の計画段階にてご確認する事をおすすめします。

注意事項

SRテンプレートは、日々見直しと改善が行われておりますので、SR作成時に都度ご確認する事をおすすめします。お客様側でSRを作成した後、RISE側で準備作業/作業実施/事後作業を実施するのが基本的な流れとなります。
なお、SR対応中に担当者がお客様への確認が必要と判断した場合、SRのステータスが”カスタマアクション”となります。
SRのステータスが”カスタマアクション”になった場合、お客様からの返信がない場合、後続の作業が実施されないため、SRステータス変更を確認し返信する必要がございます。
従って、SAP for Me上でSRのアップデート通知を設定する事を推奨します。

まとめ

SRをご利用いただくにあたり、確認した方が良いと考えられるポイントをご紹介しました。
S/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様がSRを作成される際の一助となれば幸いです。

次回からは、よく利用されるSRテンプレートについてご紹介いたします。

 

 

​ はじめにS/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様向けに、RISE側へ作業依頼を行う際に使用するService Request(以下、SR)のテンプレートの利用方法についてご紹介します。SRの利用方法に先立ち、作業依頼前に確認された方が良い事項についてご案内いたします。本ブログでは、SAP for Meを利用したSR作成方法を中心にご説明しております。SRご利用前の確認事項S/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様が現時点で利用可能なSRテンプレートは100以上あり、多岐にわたります。下記の内容を確認する事でRISE側に依頼可能な作業と各作業の内容がより明確になるかと考えます。なお、ご不明な点などがございましたら、RISE担当者までにメールでご確認ください。1. Roles and ResponsibilitiesS/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様がRISE側へ依頼可能な作業内容は、「Roles and Responsibilities」にて定義されております。そのため、事前にご一読いただくことを推奨いたします。また、「Roles and Responsibilities」は年2回改訂されており、3月にマイナー改訂、7月にメジャー改訂が行われます。最新の「Roles and Responsibilities」は、以下のリンクよりご確認いただけます。SAP S/4HANA Cloud private edition – Service Specifications本資料をご確認いただくことで、RISE側に依頼可能な作業と、お客様側で実施すべき作業の区別が明確になります。2. SRのService DescriptionすべてのSRには、Service Description(該当サービスにおける制約事項や実施内容等)が定義されています。例えば、SR「Remote Client Copy」のService Descriptionには、クライアントサイズが300GB以下であること、ならびに当該作業実施中にSPAM/SAINTおよびCLOUDLMアドオンのアップデートが実行されることが記載されています。Service Descriptionをご確認いただくことで、該当SRの実施内容をより正確に把握でき、誤ったSRの作成によるプロジェクトスケジュールへの影響を未然に防ぐことが可能になるかと考えます。3. SRの各項目のヘルプCSRの各項目には複数のオプションが用意されており、オプション値のみでは内容が明確に見えない場合もあるかと考えます。その際は、「?(ヘルプ)」をクリックし、各オプションの詳細説明をご確認ください。4. SR実施におけるのダウンタイム有無SR作成画面にて”Download data”をクリックする事でSR Templateがリストされたファイルをダウンロードできます。 ダウンロードした”Services.xlsx”ファイルの”Estimated Standard Execution Time”項目をご確認願います。Downtime: サービス停止ありの作業Uptime: サービス停止なしの作業下記は、ダウンロードしたSRテンプレートのサンプルとなります。  依頼したSR作業期間中に業務への影響有無(サービス停止有無)は、重要なポイントとなりますので、作業依頼の計画段階にてご確認する事をおすすめします。注意事項SRテンプレートは、日々見直しと改善が行われておりますので、SR作成時に都度ご確認する事をおすすめします。お客様側でSRを作成した後、RISE側で準備作業/作業実施/事後作業を実施するのが基本的な流れとなります。なお、SR対応中に担当者がお客様への確認が必要と判断した場合、SRのステータスが”カスタマアクション”となります。SRのステータスが”カスタマアクション”になった場合、お客様からの返信がない場合、後続の作業が実施されないため、SRステータス変更を確認し返信する必要がございます。従って、SAP for Me上でSRのアップデート通知を設定する事を推奨します。まとめSRをご利用いただくにあたり、確認した方が良いと考えられるポイントをご紹介しました。S/4HANA Cloud Private Editionをご利用のお客様がSRを作成される際の一助となれば幸いです。次回からは、よく利用されるSRテンプレートについてご紹介いたします。    Read More Technology Blog Posts by SAP articles 

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