【Joule Studio】Associationが張られたODataを展開してリスト表示するJoule Skillの実装

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Joule Studio でカスタムスキルを開発する際に、Associationが張られたODataを取得し、展開してリスト表示したいという場合があります。今回は以下の2つのシナリオにおいて、Joule Skill を開発する手順をご紹介します。

1対NのAssociation:著者の名前をクリックすると著書(複数)が確認できる

1対1のAssociation:本のタイトルをクリックすると詳細を確認できる

※基本的にそれぞれ同様の手順で実装できるため、ここからは1対Nの場合についてご紹介しています。

また、Associationとはエンティティを同士の関係性を表すもので、以下のようにデータ同士を紐付けて表現するためのものです。

 

【前準備】Actionにexpandのクエリを追加

Associationが張られたODataを取得するために、入力パラメータの欄にexpandを追加します。そして、展開したいプロパティを固定値として設定することで、該当するActionが呼び出されるたびに、ODataを展開して取得できるようになります。

 

【Joule Skill の作成】

Joule Skillの出力パラメータにおいて、出力形式を以下のように設定します。ここでリストを選択することで、次に設定する出力項目において、リスト形式のプロパティを選択できるようになります。

そして、スキルの出力項目として表示したいリスト(展開する前のプロパティ)を選択します。 

Associationが張られたODataを展開して表示させるために追加で必要な設定は以上です。

基本的なODataを表示させるJoule Skillの開発手順としては、以下のブログが分かりやすいのでご参照ください。
Joule Studioがリリースされたので早速CAPアプリを自然言語で操作するカスタムスキルを構築してみた

 

【出力例】

1対NのAssociation:著者の名前(左)/選択した著者による複数の著書(右)

1対1のAssociation:本のタイトル(左)/選択した本の詳細(右)

 

【補足】

1対1の場合は Send Messageを追加して表示する項目を細かく指定することも可能です。

また、1対Nの場合には一覧表示するためのカードの右側(詳細ビュー)が、現時点ではリスト表示に対応していないため、今回のような表示形式になっています。

 

​ Joule Studio でカスタムスキルを開発する際に、Associationが張られたODataを取得し、展開してリスト表示したいという場合があります。今回は以下の2つのシナリオにおいて、Joule Skill を開発する手順をご紹介します。1対NのAssociation:著者の名前をクリックすると著書(複数)が確認できる1対1のAssociation:本のタイトルをクリックすると詳細を確認できる※基本的にそれぞれ同様の手順で実装できるため、ここからは1対Nの場合についてご紹介しています。また、Associationとはエンティティを同士の関係性を表すもので、以下のようにデータ同士を紐付けて表現するためのものです。 【前準備】Actionにexpandのクエリを追加Associationが張られたODataを取得するために、入力パラメータの欄にexpandを追加します。そして、展開したいプロパティを固定値として設定することで、該当するActionが呼び出されるたびに、ODataを展開して取得できるようになります。 【Joule Skill の作成】Joule Skillの出力パラメータにおいて、出力形式を以下のように設定します。ここでリストを選択することで、次に設定する出力項目において、リスト形式のプロパティを選択できるようになります。そして、スキルの出力項目として表示したいリスト(展開する前のプロパティ)を選択します。 Associationが張られたODataを展開して表示させるために追加で必要な設定は以上です。基本的なODataを表示させるJoule Skillの開発手順としては、以下のブログが分かりやすいのでご参照ください。Joule Studioがリリースされたので早速CAPアプリを自然言語で操作するカスタムスキルを構築してみた 【出力例】1対NのAssociation:著者の名前(左)/選択した著者による複数の著書(右)1対1のAssociation:本のタイトル(左)/選択した本の詳細(右) 【補足】1対1の場合は Send Messageを追加して表示する項目を細かく指定することも可能です。また、1対Nの場合には一覧表示するためのカードの右側(詳細ビュー)が、現時点ではリスト表示に対応していないため、今回のような表示形式になっています。   Read More Technology Blog Posts by SAP articles 

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